Top Message

現場力の高い会社は強い。
社員一人ひとりの成長が、
会社という組織を成長させる。

代表取締役社長 由利 孝

“この会社は何のために存在しているのか”。
社長になった私の、最初の大仕事。

社長に就任したのは、私が39歳のとき。

テクマトリックスはもともとニチメン(現双日)という総合商社のIT戦略子会社として誕生し、私はニチメンからの出向という形で働いていました。私の前の社長はずっと私の上司だったので、その方から引き継ぐことには抵抗はありませんでした。しかし、社長に就任して1ヶ月後に親会社から資本が切り離されることになり、更に会社を引き継いだ時点では過小資本状態で、当時の会社規模からするとかなり大きな借金もありました。親会社の都合で出現した新たな株主とどの様に向き合うべきかという資本政策、そして財務体質の改善という二つの大きな経営テーマを突き付けられ、藁にもすがる思いで相談をさせていただいたのが、楽天のトップである三木谷さんでした。その当時の楽天は、2000年4月に上場し、目覚ましく成長しているところでした。当社と楽天との出会いは、楽天がまだ創業間もなく、社員も10名に満たなかった頃。今では誰もが知る楽天市場の基盤となった最初のシステムを一緒に開発させていただいたのが当社だったのです。2001年2月には第三者割当増資により楽天から資本参加を受け、財務体質を大幅に改善するとともに、私の社長としての本格的な学びがスタートしました。

 “この会社は何のために存在しているのか”

社長である私に、三木谷さんからそんな宿題が課されました。これを考えることが、社長になってまず初めの大きな仕事でした。商社出身であった私は、とにかくがむしゃらに、何にでもチャレンジするというタイプ。しかし、会社という組織を強くするためには、全社が一丸となりながら仕事に取り組むことが必要。皆が会社を理解し、全員が成長していくため、企業としての意義や存在理由についてとことん考えました。目標設定は高すぎても低すぎてもいけない。努力することでなんとか達成できそうなゴールを設定することが成長につながることも、三木谷さんには教えていただきました。

社長としての船出は順風満帆というわけではありませんでしたが、それでも不思議と不安はありませんでした。社長になった2000年当時、ITという分野において、私たちはトップランナーというわけではありませんでした。ではどうしたら良いのか?市場に切り込んでいくためにやるべきことはシンプル。つまりはトップランナーですら辿りついていない、チャレンジングな分野や技術に足を踏み入れ、そこでビジネスを確立していければ必ず成長していけるということ。

「みんなで上場を目指そう!」と全員に呼びかけ、意欲に満ちたスタートを切ったことを、今でも昨日のことのように覚えています。

成長を続ける会社にしたい。
全員参加型の体制づくりに奮闘する日々。

たとえ社長が変わっても、成長し続ける会社にしたい。そう思った私は、ビジネスの最前線で働く社員一人ひとりの力を高めることを目指しました。自立して考え、ビジネスを推進していく力を持てば、会社全体が成長する、そう思ったのです。お客様に一番近い社員が課題を聞き、市場のニーズを敏感にキャッチする。それをビジネスに繋げることこそが会社を強くする。社長として、社員の感性や思いを大切にしていくべきだと思いました。

これを実現させるために不可欠なのは、ボトムアップを生み出す風土。一緒に働く社員のことを理解したいと思い、全員と面談をしました。私が社長になったときは全社員で180名くらいでしたので、全員との面談を終えるまでに2、3ヶ月かかりました。それぞれの考えや個性を理解したいという気持ちは今でも変わらず、採用時には最終面接の面接官として必ず参加しています。

ボトムアップの風土を創っていくうえで欠かせない条件は、全員に当事者意識を持ってもらうことだと思っています。経営は決して他人事ではない。社長と社員、立場は異なれども全員に主体性を持って欲しいと思ったのです。月に一度、全社員が一堂に会する朝会を始めたのもそんな理由からです。会社や各事業部の業績、新たにチャレンジするビジネスなど、アップデートされた情報を全社員で共有するための場としています。経営層で共有しているような情報に全社員が触れることで、会社について自分の事として考えてほしいという想いがあるのです。

成長意欲は誰もが持っている。
あきらめない芯の強さを備えていてほしい。

テクマトリックスが成長を続けるために私が取り組んできたことをご紹介しましたが、会社の成長は、一人ひとりの社員にかかっているといっても過言ではありません。

成長に対する渇望は、人間という生き物ならではの特長だと思っています。やってみたい!こうなりたい!と思ったとき、そこには計り知れないパワーが生まれます。でも、そのスイッチが入るきっかけやタイミングは人それぞれ。そんなきっかけがなかなか見つからず、逡巡する人もいるでしょう。当社は、そんなみなさんの成長意欲を刺激する機会を提供できると自負しています。働くなかで、成長することの喜びや学ぶことの楽しみを育んでもらいたいと思います。私も社長というポジションにいる限り、みなさんに負けないよう、学ぶことに対して社内で一番貪欲でありたいと思っています。

みなさんに求めたいことは、ただひとつ。あきらめない力です。自分の意思で決め、始めたからには、あきらめずに最後までやり遂げる芯の強さが、成長や成功には不可欠だからです。人生には、時には予想すらし得なかったこともたくさん起こります。そんなときこそ、目の前で起きていることをポジティブに捉え、すべきことにベストを尽くせば必ず道は拓けます。自分自身の能力や個性を信じて、まっすぐ進んで欲しいと思います。

私たちのこんな考え方や姿勢に共感していただける方には、ぜひ門をたたいていただきたいと思っています。みなさんと一緒に成長していけることを楽しみにしています。

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あえてエンジニアの道に進んだ過去。
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