Interview

社員インタビュー

目指すは“セキュリティのプロフェッショナル”
日本に必要なセキュリティサービスをつくり、
提案できる技術者に。

中附 猛倫

ネットワークセキュリティ事業部
2017年入社/理学部 化学科卒

化学の分野からITの世界に飛び込んだ就活。
転職をきっかけに技術スキルを活かして、
自らサービスを作りたい。

大学時代は、金属を合成したときに起こる色の変化を研究するという研究テーマに取り組んでいました。興味深い研究テーマだった一方、化学の道を極めようとすると就職先は自ずと選択肢が狭まってしまうのも事実で、そんな将来像に漠然とした不安を抱いていました。
“今後の社会において価値があるのはどんな人だろうか・・・”
そんなことを考えたとき、主体的にビジネスを生み出せる人になるべきだと、一つの答えが見えたのです。色々な業界を見ていくうちに、ITは今後ますます技術の発展が見込める。
“IT技術を使って何かサービスを生み出してみたい”
そう思い、私の就職活動が始まりました。
私は、やるとなったらとことん突き詰めるタイプ(笑)。化学からITという全く異なる分野に飛び込むという状況を考えると、とにかく技術力の高いところに身を置くべきだと思ったのです。そうして出会ったのが前職の会社でした。前職は、IT業界でも大手システムインテグレーターと取引があり、なかでも技術力の高い会社との強いコネクションが魅力でした。入社して間もなく、大手システムインテグレーターへの常駐が決まり、なかでも次世代ネットワークシステムの開発を専門とする研究所で働くことができました。常駐先では、優秀な社員に揉まれて仕事をすることで、短い期間で技術力を高めることができました。技術だけでなく、考え方など刺激をもらうことも多々ありました。そして3年経った頃、就職活動中に思い描いていたことを、ふと思い出したのです。
“技術を活かして、サービスを作りたい”。
これが転職を志したきっかけです。
転職先を考える中でまず頭に浮かんできたのは、IT系のコンサルティング会社でした。お客様の要望をヒアリングし、IT技術を活かしてソリューション提案できると思ったのです。しかしながら、コンサルティング会社では、これまで培った知見を活用することはできても、自身の手で技術を作り出すことは難しい。お客様の要望はもちろん、時代に求められるITサービスを、自分で考え自分で生み出してゆける会社は他にないものかと考えるなかで出会ったのがテクマトリックスでした。海外のメーカーからセキュリティ製品を発掘し、先端的な技術を供給しているという点に魅力を感じました。また、単に製品を仕入れて売っているのではなく、そこに独自のサービスを付加するというビジネスモデル。これこそが、当時自分がまさにやってみたいと思っていたことで、迷いなく入社を決意することができました。

入社直後のミッションは、新製品の立上げ。
過去経験のない大役を任され、がむしゃらに
挑んだことが大きな自信へと繋がる。

テクマトリックスに入社してからは、米国のメーカーが開発した次世代のアンチウイルスソフトを用いた提案、設計、構築、保守を担当しています。この製品は私が入社したタイミングで取扱うことが決まったもので、人工知能を使ってウイルスの侵入を未然に防ぐという画期的な製品です。新たなビジネスやサービスを作りたいと思って転職を決めたわけですから、新製品の立ち上げとは願ってもないチャンスでした。入社直後からモチベーションは上がりましたし、自分のキャリアを通して非常に貴重な経験になっていると思います。
とはいえ、当時はまだノウハウもない状態からのスタート。日本市場ではまだ知名度の低い新しい製品だったため、この製品をどうやって日本のお客様に浸透させていくかという、販売戦略を立てるところから考えました。そこで苦労した点は、日本ではどうしても過去の実績を重視する傾向があるということでした。日本のマーケットでまだ実績がないまったく新しい技術をPRすることは、想像以上にハードルが高かったのです。そのような状況で、意識して取り組んだことは、メーカーとの協働でした。日本の市場やお客様の反応をこまめにフィードバックしながら、メーカーからは販売戦略を考えるうえで有益となる情報を努めて仕入れました。こうすることで、実績がなくても製品のアドバンテージをアピールできる資料を作ることができ、受注に繋げることができたのです。ビジネスが軌道に乗ってからは、何千台、何万台と製品を導入することが増え、大きな手ごたえを感じられました。現在では、メーカーとの関係性もより深くなり、お客様のニーズを頻繁に伝えては、メーカーに対し製品改良に関わる提案をしています。実際に提案したことが、新機能として搭載されることもあるんですよ。
もともと技術の知見を活かしてビジネスを動かしたい、そして、それを自らの手で作り上げたいと思っていた私にとって、販売戦略、お客様への提案、構築、保守と、技術者として一通り担えるテクマトリックスは大きなやりがいを得ることができる環境です。

お客様もこの道のプロフェッショナル。
技術知識はもちろん、技術トレンドを
常に押さえておくことが求められる環境。

当社で働くエンジニアの多くは「お客様から頼られている」と実感していると思います。以前、大型案件を受注したお客様から、Webブラウザの動きが遅くなったので確認してほしいと頼まれたことがありました。私たちが提供した製品に原因があるとしたら、お客様に多大なご迷惑がかかります。セキュリティの不具合は一刻を争うので、私はすぐにお客様先に行ってネットワーク環境を調査しました。結果的に、私たちが設定した製品が原因ではなく、お客様の環境でのトラブルだったということが判明しましたが、何に原因があったかを究明し、お客様に解決手段を提案したところ大変感謝されたのを覚えています。
また、私たちは、お客様に向けて製品の使い方などをトレーニングすることが多々あります。機能をそのままレクチャーすることは簡単ですが、お客様の表情を見つつ、丁寧に伝えていくことで反応は違ってきますから、奥が深い仕事です。それだけではありません。実際に製品をお使いいただいているお客様を、その後もずっとサポートし続ける。これこそが私たちの大切な仕事です。製品に不具合が生じたときは、迅速に解決できるよう全面的にサポートしていきますから、当然、お客様との関係は深まります。お客様自身が技術者であることがほとんどで、付け焼刃のスキルや知識では通用しません。少しも油断はできませんね(笑)。私は、誰よりも頼りにされる技術者でいたいので、最新技術のトレンドなど、アンテナはつねに張るように心がけています。テクマトリックスには、日頃から切磋琢磨できる環境があります。これこそが、自分を技術者として高めてくれる活力になっているのかもしれません。

将来的な目標は
セキュリティのプロフェッショナル。

先々の目標としては、セキュリティ全般のプロフェッショナルになりたいと考えています。テクマトリックスでは、多数の製品を海外から仕入れているからこそ、様々な技術に触れることができるチャンスがあります。セキュリティの技術を極めたいと思う人にとっては、最適な環境なのではないでしょうか。その証拠に、分野別に技術のエキスパートが多く存在します。その人が担当する技術分野について関心を持って聞いてみると、皆さん親切に教えてくれる人ばかり。自分も技術者としてそうありたいと思っていますから、日々刺激を受けますね。

ABOUT

会社概要
事業紹介
社長メッセージ
募集要項

PEOPLE

ネットワークセキュリティ事業部

本川 淳也

誰にも負けない営業になりたくて、
あえてエンジニアの道に進んだ過去。
今こだわっているのは、とにかく数字。

ネットワークセキュリティ事業部

中附 猛倫

目指すは“セキュリティのプロフェッショナル”
日本に必要なセキュリティサービスをつくり、
提案できる技術者に。

CRMソリューション事業部

新改 諭

エンジニアとの密接な連携で
お客様の要望に柔軟かつ迅速に対応。
思う存分ソリューション営業に臨む。

ソフトウェアエンジニアリング事業部

会田 圭司

お客様はプロのエンジニア。
開発経験者だから
活きる仕事がここにある。

CRMソリューション事業部

津留 陽平

ようやく掴んだ、
技術者としての手応え、
ビッグプロジェクト、一緒に働きたいと思う人。

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